恋しい人を想う明け方に

☆。。。
あなたを見つめて深くみち足りながら
黙ってあなたの神々しい美しさに喜びを感じていると
あなたのなかに隠れている天使のつく
かすかな吐息がはっきり聞えてくる

すると私の口もとには驚きと疑いの微笑が
浮かんでくるのだ 私はなにかの夢に欺かれているのではなかろうか
それとも今 私の大胆な たった一つの願望(ねがい)が
あなたのなかで叶えられ 永遠にみち足りているのだろうかと

メーリケ歌曲集  (Wolf, Hugo: Salzburg Festival Live Vol. IV)

私の心は深い谷間から谷間へと墜ちてゆく
夜の遠方の神々しい世界から
運命の泉がメロディカルに高鳴ってるのが聞えてくる

そして私が陶酔して眼ざしを上の方へ
大空へ向けると――あらゆる星が微笑みかけ
私は彼らの光の歌に耳をかたむけようとして跪く
。。。☆

富士川英郎訳 エドゥアルト・メーリケ「恋びとに」

ご主人にしては珍しく
ドイツ・ロマン派の詩なんか読んでる(・へ・)

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先輩のお土産

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ぼくらもお家でお花見 (・x・)

『トリストラム・シャンディ』の巻頭の引用

☆。。。
行為にあらず、行為に関する意見こそ、人を動かすものぞ。――エピクテータス
。。。☆

これは朱牟田夏雄訳『トリストラム・シャンディ』の
巻頭にある引用だけど
実際にエピクテトスの著書のどこにあるのか
ご主人は鹿野治助訳『人生談義』をくまなく探してたけど
どうにも見つからなくてがっかりしてた(・へ・)

トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)トリストラム・シャンディ 中 (岩波文庫 赤 212-2)トリストラム・シャンディ 下 (岩波文庫 赤 212-3)

そこでGoogleを最大限に駆使して
まず『トリストラム・シャンディ』の原文のギリシア語テキストをゲト

☆。。。
Tarassei tous Anthropous ou ta Pragmata,
alla ta peri ton Pragmaton, Dogmata.
。。。☆

Google翻訳にかけてみたら・・・

☆。。。
もしかして: Tarassei tous Anthropous pou ta Pragmata, alla ta peri ton Pragmaton, Dogmata.
。。。☆

再度、これをGoogle翻訳にかけてみたら・・・

☆。。。
もしかして: Ταράσσει τους Ανθρώπους που τα Πράγματα, αλλά τα περί τον Πραγμάτων, Δόγματα.
。。。☆

三度目の正直で、これをGoogle翻訳にかけてみたら・・・

☆。。。
人々の事を攪拌する
しかし、物事に、教義。
。。。☆

日本語訳がやっと出てはきたが更に意味不明w
今度は「Tristrum Shandy Epictetus」でググってみるるる~

そして紆余曲折の末、このページに辿り着く
Epictetus’ Epigraph to Tristram Shandy

Epictetus, Handbook 5は
『人生談義』の下巻の巻末の『提要』の5

☆。。。
人々を不安にするものは事柄ではなくして、事柄に関する考えである。
。。。☆

この後に続くテキストには例として「死」が取り上げられてた
死それ自体より、死とは何ぞやって見解に対して、人々は恐れる

朱牟田夏雄訳だとちょっと意味がブレてる希ガス・・・

人生談義〈上〉 (岩波文庫)人生談義〈下〉 (岩波文庫)

アダムとイヴの日記の冒頭の注

☆。。。
何年かまえ、私はこの日記の一部を解読した。そして、友人が不完全な形でではあったが、わずかばかりの部数、それを印刷してくれた。しかし一般の読者の手にはとても渡らなかった。そののち私は、アダムの刻んだ象形文字をさらに多く解読した。そしてこう考えるにいたった。つまり、アダムも今では公的な人物としてきわめて重要な存在となっている。したがって、その日記を公刊しても別にさしつかえはあるまい、と。――M・T
。。。☆

マーク・トウェイン『アダムとイヴの日記』

これは大久保博訳(旺文社文庫)の冒頭にあるのだが
佐山栄太郎訳の電子書籍版にはなかった

M・Tはもちろんマーク・トウェインで
この尤もらしくyarn(法螺話)を始めるための
見え透いた大嘘の伏線に失笑しつつも
わくわく感でいっぱいになるのはなぜだろう(・へ・)

The Diaries of Adam and Eve

『旧約聖書』創世記(3)堕罪(失楽園)

 さてヤハウェ神がお造りになった野の獣の中で蛇が一番狡猾であった。蛇が女に向かって言った、「神様が君たちは園のどんな樹からも食べてはいけないと言われたというが本当かね」。そこで女は蛇に答えた、「園の樹の実は食べてもよろしいのです。
 ただ園の中央にある樹の実について神様は、それをお前たち食べてはいけない、それに触れてもいけない。お前たちが死に至らないためだ、とおっしゃいました」。すると蛇が女に言うには、
「君たちが死ぬことは絶対にないよ。神様は君たちがそれを食べるときは、君たちの眼が開け、神のようになり、善でも悪でも一切が分かるようになるのを御存知なだけのことさ」。そこで女はその樹を見ると、なるほどそれは食べるのによさそうで、見る眼を誘い、智慧を増すために如何にも好ましいので、とうとうその実を取って食べた。そして一緒にいた夫にも与えたので、彼も食べた。するとたちまち二人の眼が開かれて、自分たちが裸であることが分かり、無花果樹の葉を綴り合わせて、前垂れを作ったのである。
 夕方の風が吹く頃、彼らは園の中を散歩して居られるヤハウェ神の足音を聞いた。そこで人とその妻とはヤハウェ神の顔を避けて園の樹の間に隠れたのであった。ヤハウェ神はその人に呼びかけて言われた、「君は何処にいるのだ。」彼は答えた、「貴神(あなた)の足音を園の中で聞いて恐ろしくなりました。わたしは裸だからです。それで身を隠したのです」。ヤハウェ神が言われるのに、「誰が一体君が裸だということを君に知らせたのだ。わたしがそれを食べてはいけないと命じておいた樹から君は食べたのか」。人は答えた、「あなたがわたしの側にお与えになったあの女が樹から取ってくれたのでわたしは食べたのです」。そこでヤハウェ神は女に言われる、「君は一体何ということをしたのだ」。女は、「蛇がわたしをだましたのです。それでわたしは食べたのです」と答える。ヤハウェ神は蛇に向かって言われた、
 「お前はこんなことをしたからには、
 他のすべての家畜や野の獣よりも呪われる。
 お前は一生の間腹ばいになって歩き、
 塵を食わねばならない。
 わたしはお前と女の間、
 お前の子孫と女の子孫の間に敵対関係をおく。
 彼はお前の頭(かしら)を踏み砕き、
 お前は彼の踵に食い下る」。
 さらに女に言われた、
 「わたしは君の苦痛と欲求を大いに増し加える。
 君は子を産むとき苦しまねばならない。
 そして君は夫を渇望し、
 しかも彼は君の支配者だ」。
 さらにその人に言われた、
 「君が妻の言う声に聞き従い、
 わたしが食べてはいけないと命じておいた樹から取って食べたから、
 君のために土地は呪われる。
 そこから君は一生の間労しつつ食を得ねばならない。
 土地は君のために荊(いばら)と棘(おどろ)を生じ、
 君は野の草を食せねばならない。
 君は顔に汗してパンを食い、
 ついに土に帰るであろう。
 君はそこから取られたのだから。
 君は塵だから塵に帰るのだ」。
 さてその人は彼の妻の名をエバと名づけた。というのは彼女はすべての生けるものの母となったからである。ヤハウェ神は人とその妻のために皮衣を造って彼らに着せて下さった。
 さてヤハウェ神が言われるのに、「御覧、人はわれわれの一人と同じように善も悪も知るようになった。今度は手を伸ばして生命の樹から取って食べて、永久に生きるようになるかもしれない」。
 ヤハウェ神は彼をエデンの園から追い出した。こうして人は自分が取られたその土を耕すようになったのである。神は人を追い払い、エデンの園の東にケルビムと自転する剣の炎とをおき、生命の樹への道を見守らせることになった。

ドレの失楽園

『旧約聖書』創世記(2)アダムとエバ(イヴ)

 こうして天と地と、その万象が出来上がった。神はその創作の業を七日目に完了し、七日目にすべての創作の技を休まれた。神は第七日の日を祝し、それを聖しとされた。何故なら、その日に神は創造のすべての業を終わって休まれたからである。以上が天と地が創造された時の、天地の成立の由来である。
 ヤハウェ神が地と天とを造られた日――地にはまだ一本の野の潅木もなく、野の一草も生えていなかった。というのはヤハウェ神が地に雨を降らせず、土地を耕す人もいなかったからである。ただ地下水が地の下からわきあがって、土地の全面を潤していた――その日ヤハウェ神は地の土くれから人を造り、彼の鼻に生命の息を吹きこまれた。そこで人は生きた者となった。
 ヤハウェ神は東の方のエデンに一つの園を設け、彼の造った人をそこにおかれた。ヤハウェ神は見て美わしく、食べるによいすべての樹、さらに園の中央には生命の樹と善悪の智慧の樹を地から生えさせた。
 一つの河がエデンから発し、園を潤し、そこから分かれて四つの源流となる。第一の名はピションで、それはハビラの全地をめぐるもの。ハビラの地には金が流出する。その地の金はよい。そこにまたブドラクの樹脂と紅玉髄が出る。第二の河の名はギホンで、それはクシの全地をめぐるもの。第三の河の名はヒデケルで、それはアッシリヤの東を流れるもの。第四の河、それはユーフラテスである。
 ヤハウェ神はその人を取って、エデンの園におき、これを耕させ、これを守らせた。ヤハウェ神は人に命じて言われた、「君は園のどの樹からでも好きなように食べてよろしい。しかし善悪の智慧の樹からは食べてはならない。その樹から食べるときは、君は死なねばならないのだ」。さてヤハウェ神が言われるのに、「人が独りでいるのはよくない、わたしは彼のために彼に適(ふさ)わしい助け手を造ろう」。そこでヤハウェ神は土からすべての野の獣とすべての天の鳥を造り、人の所へ連れてきて、人がそれにどんな名前をつけるかを見ようとされた。すべて人がそれ(すなわち生きもの)に名づける名はそのまま名前になった。こうして人はすべての家畜、すべての天の鳥、すべての野の獣にそれぞれ名前をつけた。しかし人に適わしい助け手は見つからなかった。そこでヤハウェ神は深い眠りをその人に下した。彼が眠りに落ちた時、ヤハウェ神はその肋骨(あばらぼね)の一つを取って、その場所を肉でふさいだ。ヤハウェ神は人から取った肋骨を一人の女に造り上げ、彼女をその人の所へ連れてこられた。その時、人は叫んだ、
「ついにこれこそわが骨から取られた骨、
わが肉から取られた肉だ。
これに女という名をつけよう、
このものは男から取られたのだから」。
 それゆえ男はその父母を離れて、妻に結びつき、一つの肉となるのである。人とその妻とは二人とも裸で、互いに羞じなかった。

The Diary of Adam and Eve (Modern Library Minis)

『旧約聖書』創世記(1)「天地創造」

 始めに神が天地を創造された。地は混沌としていた。
暗黒が原始の海の表面にあり、神の霊風が大水の表面に吹きまくっていたが、神が、「光あれよ」と言われると、光が出来た。神は光を見てよしとされた。神は光と暗黒との混合を分け、神は光を昼と呼び、暗黒を夜と呼ばれた。こうして夕あり、また朝があった。以上が最初の一日である。
 そこで神が、「大水の間に一つの大空が出来て、大水と大水の間を分けよ」と言われると、そのようになった。神は大空を造り、大空の下の大水と大空の上の大水とを分けられた。
 神は大空を天と呼ばれた。神はそれを見てよしとされた。こうして夕あり、また朝があった。以上が第二日である。
 そこで神が、「天の下の大水は一つの所に集まり、乾いた所が現れよ」と言われると、そのようになった。神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はそれを見てよしとされた。そこで神が、「地は青草と種を生ずる草と、その中に種があって果を実らす果樹を地上に生ぜよ」と言われると、そのようになった。地は青草と各種の種を生ずる草と、その中に種を持つ各種の果を実らすと樹とを生じた。神はそれを見てよしとされた。こうして夕あり、また朝があった。以上が第三日である。
 そこで神が、「天の大空には明かりが出来て、昼と夜との間を分けよ。それらの明かりはしるしとして、季節のため、日のため、年のために役立つであろう。またそれらは地を照すために、天の大空にある明かりとなるだろう」と言われると、そのようになった。神は二つの大きな明かりを造り、より大きい方の明かりに昼を司らせ、小さい方の明かりに夜を司らせ、また星を造られた。神はそれらのものを地を照すために天の大空におかれた、昼と夜を支配するため、光と暗黒をとを分かつために。神はそれを見てよしとされた。こうして夕あり、また朝があった。以上が第四日である。
 そこで神が、「水には生きものが群生し、鳥は地の上に、天の大空の面を飛べよ」と言われると、そのようになった。神は大きな海の怪物と水の中に群生するすべての種類の泳ぎまわる生きもの、さらに翼あるすべての種類の鳥を創造された。神はそれを見てよしとされた。そこで神は彼らを祝福して言われた、「ふえかつ増して海の水に満ちよ。また鳥は地に増せよ」と。こうして夕あり、また朝があった。以上が第五日である。
 そこで神が、「地は各種の生きもの、各種の家畜と這うものと地の獣を生ぜよ」と言われると、そのようになった。神は各種の地の獣と、各種の家畜と、すべての種類の地に這うものとを造られた。神はそれを見てよしとされた。
 そこで神が言われた、「われわれは人をわれわれの像(かたち)の通り、われわれに似るように造ろう。彼らに海の魚と、天の鳥と、家畜と、すべての地の獣と、すべての地に這うものとを支配させよう」と。そこで神は人を御自分の像の通りに創造された。神の像の通りに彼を創造し、男と女に彼らを想像された。そこで神は彼らを祝福し、神は彼らに言われた、「ふえかつ増して地に満ちよ。また地を従えよ。海の魚と、天の鳥と、地に動くすべての生物を支配せよ」。それからさらに神が言われた、「見よ、わたしは君たちに全地の面にある種を生ずるすべての草と、種を生ずる木の実を実らすすべての樹を与える。それを君たちの食料とするがよい。またすべての地の獣、すべての天の鳥、すべての地の上に這うものなど、およそ命あるものには、食料としてすべての青草を与える」と。そこでそのようになった。神が造られたすべてのものを御覧になると、見よ、非常によかった。こうして夕あり、また朝があった。以上が第六日である。

天地創造 [Blu-ray]

子供を生し得ナイ夫婦

☆。。。
多分、自己の分らない実在を、異性が自己に示す反応によって確かめたい、ということが、性の欲望よりも、もっと強く人間を支配しているのかも知れません。性は、それを、即ち自己の実在を確かめるための一つの手段かも知れません。
。。。☆

女性に関する十二章 (中公文庫)

☆。。。
本当に存在しているのかしら。生きて存在していると思っているだけなので本当は生きてもいないし、存在してもいないのではないか、という認識上の怖れが人を駆って愛させ、結婚させ、そして自分の子供が生まれた時に、はじめて自分が生きていることを実感させるのかも知れません。
。。。☆

伊藤整『女性に関する十二章』

ずっと怖れながら
ずっと生きてるコトを実感できずに
ずっとお互いに確かめ合ってる内に死んでしまうのも
幸福なのではナイだろうか・・・ (*-∀-)

ベルリン・天使の詩 コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]

☆。。。
この世になくてさみしいものは雀だけだ
。。。☆

映画『ベルリン・天使の詩』より

全く同感だ(・へ・)

ヒーリングバード 05 スズメ